ビッグデータで保険料や与信枠が個別に変わる 2018年以降、ダイナミックプライシング時代に突入へ
日経ビジネスオンライン
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保険に関しては、健康でリスクの低い人にとってはデータをより多く利用することで、低リスクと判断されて安くなるだろう。しかし、リスクの高い人は、逆に高リスクということがわかってしまうため、高くなったり申し込みてきないなどの状態が進みそう。
かつ、みんなでだしあうことで守るような仕組みなので、リスクがよりたしからしく評価できてしまうと、結局リスク発生率の高い本人の負担が多くなり、そういった機能も弱まってしまうかもしれない。この方向に向かうことは間違いないのですが、高リスクと判定されると保険料/利率が高くて加入できない人が出てきて、格差拡大を推し進めることにつながります。
また、「太っているから高リスク」「あの地域に住んでいるから高リスク」のような偏見を助長する可能性もあります。本当に個別に精緻に見れば低リスクの人も、属性でまとめて高リスクと評価することもあります。
AIの偏見問題は、シンギュラリティのような遠い将来の問題ではなく、今そこにある問題です。米国で自動車保険に入ろうとしたときに、とある保険会社は、レコーダーを導入すると20ドル程度月額保険料が安くなる、という仕組みをすでに作り、キャンペーンしていました!
いわゆるドライブレコーダーで、蓄積されたデータは次年度以降の価格改定に反映されると思われますし、そもそもデータを集めたい、という趣旨なのかもしれません。
いろいろネットで調べていると、レコーダーの質が低く、冬に電源を接続しっぱなしにしていたら、バッテリーが上がったなんていう書き込みなどもあり、結局この保険会社は選びませんでしたが・・・