キヤノンが17年度予想上方修正、カメラ・新規事業好調
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キヤノン(7751)のQ3決算は税引き前利益がIFISコンセンサスを上回り、通期予想も同コンセンサスを上回る水準に上方修正されています。また通期の一株配当も記念配+10円の上乗せによって増額修正されています。
円安とメディカルシステムの上乗せという外部要因もさることながら、市場が成熟しているオフィスやイメージングで収益率をしっかり上げていることと、有機EL蒸着装置などを含む産業機器部門が好況だったことが全社好調の背景と言えます。良いニュースでなにより。
株価も久しぶりに4,000円超え。4,095円+27(0.66%)
“創立80周年を迎え、1株当たり10円の記念配当を実施。これを含め年160円の配当(前年度実績150円)を実施する。修正した営業利益予想3500億円はトムソン・ロイターがまとめたアナリスト21人の予測平均値3305億円を5.9%上回っている”