トランプ氏、確定拠出年金「変更ない」 最上位税率区分新設に否定的

コメント

注目のコメント

• 安井 明彦

  みずほ総合研究所 欧米調査部長

  ・2017年10月24日

  税制改革の難所は減税の財源捻出ですが、議会案にトランプがダメ出しする展開は、一つの懸念されていたシナリオでした。
  
  確定拠出年金の件は、拠出時非課税の制度から給付時非課税の制度に誘導して手前の税収を増やそうという考えでしたから、ある意味ではギミックであり（将来の税収は減る）、決して筋の良い案ではありませんでした。
  
  とは言っても、トランプの口出しがある事が証明されたわけですから、今後の展開が心配になる出来事ではありますね。最上位の税率にも否定的ということですから、なおさらです。
  
  議会にしてみれば、ダメ出しだけでなく、対案を示してもらいたいところでしょう。
  
  （別ピックを追記・再掲します：https://newspicks.com/news/2577537/）