日立が「生産計画を自動生成するAI」を提供開始、新日鉄住金と実証実験

コメント

注目のコメント

• Saitou Kazuhiro

  U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

  ・2017年10月26日

  市販のスケジューラとの違いは、過去計画パターンからのハード制約、ソフト制約、ソフト制約の緩和条件などの半自動抽出ですかねぇ　よいかもですねぇ、導入決定前の検討テストも含めての一年なら　通常のスケジューラだと、拘束洗い出しが工数かかるので、お値段にも効いてくるでしょうねぇ　まずは製鉄・ケミカル・食品などのバッチ系で磨いてからですかねぇ 　日本はフルスペックスケジューラの導入がまだまだなので、現場の方々の先入観を取り払えれれば、売る余地はあるかと（そこはコンサルの方々の力量ですが）あとはERP（つまりSAP）とMES（それに最近ならIoTクラウド）との連携しやすさですかねぇ
• Takeshi K

  経営コンサルタント

  ・2017年10月25日
• 比屋根 一雄

  三菱総合研究所 執行役員兼研究理事 生成AIラボセンター長

  ・2017年10月25日

  やや地味なニュースですが(失礼)、計画問題を解くAIは、とてもインパクトの大きな技術開発です。「計画」や「設計」は、産業の付加価値の源泉であり、ここが成功するか否かが収益の分かれ目ですから。
  
  技術的には、計画パターンを抽出するところ、制約付きの最適化問題の制約緩和方法を学習ところがポイントでしょうか。評価関数の話が出てこないのは、制約が厳しすぎて、制約緩和自体が最適化問題なのかもしれません。
  
  細かい手法はともかく、計画の自動化は今後重要な分野です。計画力の差異はコストと品質に直接効くので、競争優位性に不可欠になるでしょう。