音楽業界の主役交代、行き場失うポップの歌姫
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数日前、NewsPicksオフィス近くのリキッドルームでUAとKOHHのツーマンという「誰が企画した?」感満載の異種格闘技戦的なライブに行ってきました。客層の食い合わせの悪さが最高にシュールでしたね。どちらも好きですしめちゃめちゃ良かったんですが、見ているとやはり、日本でも今はヒップホップが元気なんだな〜と感じます。90年代後半から2000年代前半を思い出しますね。
来週はTHA BLUE HERB20周年の野音です。この傾向はアメリカならずも日本でもそうです。
KICK THE CAN CREWの復活と人気再燃、BENTO KIDZなど若手が注目されるなど日本でもヒップホップは元気です。
それに引き換え、ディーバ的なポジションをとっている日本の女性アーティストはちょっと元気がないですね。
この傾向はさらに加速していくと思います。なんと。ポップやロックの人気が落ちていて、ヒップホップとR&Bがうけていると。
遠い憧れやセレブリティというアイコンよりも、より身近な共感できる歌詞を求めていると言うことか。
日本ではどうだろう。
生活感のあるラップと言えば、先日待望の第六弾が発表された
Kダブシャインの「家事ラップ」
https://youtu.be/21oSmX2gtyQ
があり、セルアウトとの批判に開き直り、ワイドハイターのライムを決める姿はなんとも親しみがわく。
欅坂46も、より平凡さに寄り添いつつ、個性に帰っている気がする。結局シングルにならなかったが、
欅坂46「エキセントリック」
https://youtu.be/bUuDgH6L8_A
が最もしっくりきて、しかもこれもラップ調だ。
こういう時代なのかも知れない。