合格実績は意識しない。名門・日比谷高校、復活劇の舞台裏
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注目のコメント
名門校シリーズは総じて楽しく読ませて頂いているのですが、どのトップの方も口にすることは一緒で「そんなに勉強ばかりさせているわけではないし、そのつもりはない」という論点です。しかし、そんな精神的余裕を持つ名門校に入るためには勉強ばかりしなければならないという事実が先に立つわけで、倒錯した側面はあるように感じます。
ただ、今回の日比谷高校の場合、「進学のために必要なことを冷静にやっています」という印象を受け、ちょっと経路が違う印象も受けるので、楽しみに思いました。日比谷には全然及ばない某都立進学校出身として、読んでいて興味深かった。
結局「内発的動機」に勝るものはない。
私の場合は高校在学時に数学者の秋山仁先生が来校し講演をされて、その話が面白すぎて、そして「時間がかかってもやりたいことを目指してみればいい」ということを教えられ、結果的に(浪人しましたが)京都大学に行くことになりました。
自分も今は教育にも携わる者の端くれとして、やっぱり有名大学合格を目的にするような教育はしたくないですね。ぜひNPには同じ都立高校である、母校の国立(くにたち)高校を取り上げて頂きたいですね。
日比谷、西、国立の都立トップ校の一角であり、アクティブラーニング推進校、そして日本一の文化祭といわれる国高祭では3年が圧巻のクラス演劇を行います。受験を控えるなか、短期間で生徒が各々の役割を担いつつクラスで一致団結する様は、組織の構築の参考になるということで、トヨタなど企業が視察に訪れるほどです。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18812270T10C17A7000000?channel=DF070420172345
OBには
現京都大学総長で霊長類研究者の山極寿一さん
直木賞作家の志茂田景樹さん
東ロボ君開発者の新井紀子さん
などがいらっしゃいます。