米為替報告、中国の「為替操作国」認定見送り
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米財務省は為替報告書を公表し、中国、ドイツ、日本、韓国、スイスを引き続き「監視リスト」に入れたものの、中国の「為替操作国」認定を見送った、とロイターが報じています。
トランプ政権は中国を為替操作国と認定するよりも、通商・安全保障で協調することを選択していると思います。
なお人民元の対ドル相場が年初から5月中旬まで6.9人民元/米ドルでしたが、9月上旬に6.5まで元高ドル安が進み、足元では6.6に戻っています。中国の外貨管理が奏功し外貨準備が下げ止まったことに加えて、対米配慮が働いていると解釈できそうです。前回と比べて日本に対する記述が厳しくなった風情はありませんね。労働市場改革への言及なども消えています。むしろ淡々と出てきた印象ですが、相変わらずドイツに対する評価が厳しいのが目を引きます。
(他ピックを転載します:https://m.newspicks.com/news/2564684/)