ソマリアで爆弾テロ231人死亡 イスラム過激派
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今回のテロを起こしたアルシャパブはかつてソマリアを一時支配したイスラム法廷会議の最強硬派で、現在はアルカーイダに忠誠を誓うテロ組織です。
しかしテロ組織といってもかつてソマリアの南半分を勢力下に置いた実力を持ち、この時はケニア軍の侵攻で壊滅させられています。
今回のテロは非常に大きな規模とはいえ、アルシャパブのテロによる被害者は、2010年以降1万8070人に達することを考えれば、その一端にしか過ぎません。
実は、アルシャパブは、ここ数年で見ればあのボコハラムを上回る、アフリカ最悪のテロ組織になっているのです。
ソマリアの政治は過激派が勢力を伸ばすたびに外国勢力が侵攻して倒し、撤退すると又息を吹き返すということの繰り返しです。
外国の軍事力に頼らずとも自力で国内を安定させられない限り、ソマリアの悲劇はまだまだ続いていくだろうと思います。