残業代保証の新制度、12月導入=柔軟な働き方促進-トヨタ
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「残業時間に関係なく月17万円の手当を一律支給した上で、実際の残業時間が一律の手当分を超えた場合には残業代を追加支給する。柔軟な働き方により生産性の向上と人材育成を図るのが狙い。」(記事引用)
トヨタに限らない一般論だが、日本企業の文化的バイアスとして、小集団で行動を共にすることがあげられる(フォーマルな活動も、インフォーマルな活動も)。就業時間を過ぎれば、今日中に仕事を仕上げないとならない人が、個人レベルで判断し、個人レベルで実施するのが本旨。しかし、この時間帯になると、小集団が(無意識的に)インフォーマルな活動として、居残りをする傾向がある。その分、正規の就業時間の集中力が下がる。会社以外の居場所、やりたいことを明確に持つことで、仕事の生産性と創造性、やりがい、幸福度が上がると思う。トヨタの次の一手が、その方向に向くと、日本の社会組織が変化する可能性がある。