パナソニック、欧州の冷蔵庫・洗濯機から撤退
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家電は、日本市場と欧州市場でのシナジー効果があまり期待できない分野です。
例えば洗濯機。
まず商用電源電圧が違う。
欧州は、キッチンにビルトインする事もあり、
大きさが規格で決まっている。
それと、水を温めて、お湯で汚れを落とす。
これだけ違うと、開発時に必要な技術とノウハウが大きく異なる。
なので、逆に欧州の家電は、日本でほとんど見かけないです。
欧州メーカーは、中国まではマーケットとしていますが、
日本向けだけの製品開発は無駄と見て、
手を出さないのが現状です。
不利な分野は、深追いせず、
勝てると見込める分野で勝負するのが良いと思います。日本の家電は付加価値の訴求が消費者に届いていないと感じます。実感できないというか。ハイアールの冷蔵庫、必要十分で満足してます。
「冷蔵庫と洗濯機は中国、東南アジア、インドに経営資源を集中」とのこと。今後の伸びしろのある市場への投資。
東南アジアで分野は、韓国企業が強く、中国企業も国外にじわりじわり出てきている。一定、東南アジア地場勢もシェアがある。楽な市場ではないでしょうが、限りある経営資源の選択と集中として、今後の成果を見守りたい。