【北朝鮮情勢】金正恩氏暗殺含む米韓作戦計画が流出か 昨年9月、北朝鮮のハッキングと推定
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不思議な事案です。本当に作戦計画が流出したのであれば、深刻な事態です。しかし、内部ネットワークといっても秘密の区分によっていくつかの階層があると思われ、北朝鮮と推定されるハッカーが、どの階層まで入り込めたのかは明らかではありません。
作戦計画が漏れたということですが、作成途中の物だったのか完成した物だったのか、採用された物なのかされなかった物なのか、わかりません。また、それがわかる状態で電子ファイルとして格納されていたのかどうかも分かりません。
もしも韓国が、故意に、重大な情報が流出したと見せかけたのであれば、韓国の情報操作も大したものですが、韓国国防省にそのような芸当ができるのかどうか不明です。情報の世界は馬鹿仕合でもあります。
「わからない」とばかり言っていますが、確かなことは、サイバー攻撃を完全に防御することはできないということです。特に、この事案のようにネット上にある情報を盗むサイバー・エスピオネージは、個人であっても、ある程度の装備と卓越した才能があれば相当のレベルの活動ができます。
日本では、サイバー・セキュリティーと言うと、サイバー攻撃を完全に防御できるような錯覚を覚えますが、それは神話に過ぎません。
サイバー攻撃をどれだけ早く察知し、被害を最小限に抑え、そのダメージからいかに早く回復するかといった考え方が重要になるのです。高度なサイバー攻撃の前には、何を盗まれたのか分からない、そもそも攻撃されていたことにすら気づかなかった、ということが起こりえます。
それは仮にエアギャップを備えていた場合であっても同様です。
乗り越える方法は無数にあり、絶対安全などあり得ないのです。金正恩の斬首作戦の漏洩って、要するに、米軍の先制攻撃を阻止するために韓国側から意図的に流されたものでしょう。
この漏洩発表の意味するところは、1,情報は漏れてまっせと公表することで、米軍の先制攻撃を阻止する 2,韓国軍はこのような冒険主義に参加するつもりはないことを金正恩に知らしめる を意図したものでしょう。
今後、もし、トランプが韓国政府の同意無しに先制攻撃した場合、韓国は局外中立を宣言し、米軍に協力しないを宣言し、中国と連係して早期の停戦を呼びかけるのでは?
それが、韓国市民100万人の生命を守るための最善の方法でしょう。文大統領はベストを尽くしています。
それに引き換え、我が国の安倍政権は国連で能天気に北朝鮮への制裁強化を主張して、トランプの軽挙を誘発し、韓国に代わって日本を核ミサイルの主的にしてしまっています。
最悪、100万人単位で被爆死が発生するやも知れません。
なぜ、日本人は戦略的予測ができないのでしょうか?