GE、物言う株主から異例の役員受け入れ
日本経済新聞
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注目のコメント
本題とは関係ないけど、日本の経済メディアは「物言う株主」とか「身売り」とか時代錯誤なフレーズ使うのやめたほうがいい。そもそも、「物言わない株主」の方が資本主義の理念に反している
日本語では物言う株主、英語ではアクティビストとニュアンスが違いますが、いずれにせよ昨今ではスチュワートシップコードが全盛となり、物言う株主と普通の株主の境目が前よりも薄れていく傾向にあります。
スチュワートシップコードとは「責任ある機関投資家の原則」と日本語では言われますが、機関投資家による企業の経営監視の事です。専らコンプライアンス面が中心ではあるものの、広義ではしかるべき株主利益の為の経営も含まれます。外部から役員受け入れということですが、あのGEでさえという面と、GEだから、という面があると感じます。アメリカを代表する大企業が受け入れるというところは資本市場の特徴をよく表していると思う一方で、常に資本市場/債券市場において高い点数を取る(=低い調達コスト)ことを重要視するGEらしいし、フラナリー氏に代わってから、そういう姿勢がより鮮明に見える気がします。
しかし、日経さんはいつまで「物言う株主」という言葉を使い続けるんでしょうね。スチュワードシップコードが出来た中では、滑稽な言葉です。