【幹部直撃】グーグル翻訳が「無敵」になった真の理由
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実際のところ、取材前までは、グーグルがTPUにかける本気度がそこまで分かっていませんでした。ですが、この領域に、グーグルが賭けてきた長い歴史を聴くと、今こそがまさにタイミングだったのだな、ということを改めて痛感しました。
そして、その恩恵を享受するのは、グーグル翻訳のようにいつの間にか、知らぬ形で、我々が使うサービスに表れてくるのでしょう。
そして何よりも、サノ氏が「これは、コンピュータ設計者にとって夢なんだ」と笑顔で繰り返すその様子をみると、これが単なる新たなチップの開発というレベルではないことがアリアリと伝わってきました。TPU + グーグル翻訳
これが発表されたときも、今回と同じように皆「翻訳こんにゃくがついに」と言っていました。現実的にはご存知の通り精度はだいぶ上がったものの、まだまだです。
ましてボイス認識はその次元を超えた難易度の高さ。滑舌もそうですし、そもそも文法的に正しい言語を話す人間のほうが実は(特に日本語では)少ない。それを人間の脳みそはコンテクスト(文脈)を経験上で読んで意味認識する処理をほぼリアルタイムにやるという実はとんでもない高度な事を日常会話においてやっているわけです。加えてユーモアもニュアンスも感情も「行間に」含んで会話するのが人間。
これを機械学習がやれるかどうかは、実はまだ学術的には目処がたっていないとされています。
ただ未来学者が言うのは「技術はエクスポネンシャル(指数関数的)に進化する」という帰納法的な論拠のみ。
ちなみにその論者の先鋒であるレイカーツワイルはグーグルの社員です。
と言う事で過度な楽観も、同時に悲観もしないほうが良いかもしれません。今の子どもたちが20歳になるころ、Google翻訳はどこまで進化しているだろうか。英語教育に時間と費用を費やす親はかなり多いけど、我が家は逆ばりで、翻訳分野はGoogleなどが解決している可能性が高いので英語の早期教育はそこそこに、身体のバランスや創造力の育成を重視している。
というのも、高校に入ってから英語を猛勉強して、今では英語がペラペラの友人たちを何人も見ているから、基礎学力があれば、高校からでも英語は遅くないと実感している。