【SPEEDA総研】日本酒業界の現状と課題
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今回はお酒のなかで一番好きな日本酒について書きました。
海外輸出のニュースなど、断片的に取り上げられることが多く、海外展開がとても好調である印象でしたが、全体からみればまだ数%。今後に期待する一方で、わたしの思いとしては、やはり日本人にもっと飲んでもらいたい!
イベントなどありますが、どれも新規開拓というよりは、日本酒好きな人の集まりとなっている印象(実際にいくつか行ったことがあります)のため、いままであまり飲んだことがない人へのきっかけ提供が必要だと思います。
実際にわたしのまわりでも、飲みやすい銘柄をすすめてみたら(甘いのが好きな人には甘め、さっぱりめが好きな人にはサラサラっと飲めるものなど)、意外に美味しくて飲むようになったという人も多いです。
これからも日本酒の普及活動に地道に取り組んでいきたいと思います。転勤で新潟に来た人から『新潟と言えば…と、地酒をスーパーで買って飲んでガッカリした』と言っているのを聞き、買った地酒の造り酒屋に連れて行って試飲しました。
『同じ酒とは思えない!!』となりました。
スーパーの陳列棚に当たり前のように常温で半年前の一升瓶が陳列されています。
居酒屋では、カクテルやチューハイの種類はとても多いのに『日本酒』とだけ書かれたメニューがあったり。
日本国内でもこのような感じの所があり、残念です。
海外の方々が、美味しい日本の地酒に、日本各地の地元料理を楽しむと同じくらいの機会で出会えると良いなと思います。ワインは一銘柄をじっくり飲んで、順番があってみたいなイメージがありますが、日本酒はお猪口一杯でいろいろ飲み比べが出来て、製法や地域性に想いを馳せる楽しみ方が酒好きにはたまらないなぁと思います。
いぜん某日本酒研究室のイベントで数百銘柄あるお酒飲み放題企画に参加させていただきましたが、試験管などに囲まれながらひたすら妻、友人と立ち飲み飲み比べしながら歩き回っているのはなかなか至福でした。
酒蔵も東京福生の石川酒造のように歴史を感じられるテーマパークのように整備されていると大人のデートコースにもなりますね。
わかりづらい日本酒の世界にどハマりする外国人を増やしていくというのもいいような気がします。
私も20代の頃はシングルモルト大全を常々読みながら蒸留場に想いを馳せたものです、結局渡英していませんが。