今、明治維新よりも大きな変革が起きていることに気づいているか
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既視感はあるが,忘れがちなこと.
科学・技術と社会変化の相互作用.
螺旋的プロセスによる発展.
情報革命の本質 など.
これから何千年もしたら,歴史家は過去を振り返って,われわれがいる3千年紀の始まる時期を驚くべき変革の時代と思うに違いない.現在はパライダシフトの真っ最中にいる.
この中で,「螺旋的プロセスによる発展」というのは,田坂広志 著「未来を予見する『5つの法則』」で挙げられていました.
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世界のトレンドは繰り返す.ただし,螺旋階段を上がるように,一周回ったときに以前より高い位置に到達しながら発展して行く.
ほかに,この本では,未来に向かっての大きな流れ,世の中の向かう方向,社会のトレンドを予見する5つの法則が述べられています.大きな流れで言うと違和感はないのですが、ヘーゲルの弁証法で言うところの「事物の螺旋的発展」が、そのまま現代の生き方に適用できるかと言うと、実はちょっと違和感もあるのですね。
確かに昔から歴史は繰り返す、というのはよく言われることで、それがあたかも螺旋のような発展的循環の様相を呈しているというのもその通りなのですが、その螺旋は必ずしも発展の一方向ではないというのも事実です。
例えば円環史観を唱えたシュペングラーにしても、発展的循環史観を唱えたトインビーにしても、文明はあたかも四季を繰り返し年月が過ぎていくが如く、発生→成長→衰退→解体のサイクルを繰り返していると指摘しています。
歴史に永遠の夏はなく、同時に永遠の冬もない。
繰り返す文明の季節には、春も、秋もあるわけで、決して文明は永遠の成長や発展のプロセスだけをたどるわけではない、ということなのです。
この100年間は人類史に特筆すべき成長の時期でした。
太陽が燦々と照らす、真夏のような季節であったと言えます。
しかし、次の段階に至る間に、本当に衰退も、解体もないのか? 私たちは単純にテクノロジーがもたらす輝かしい未来を信じたらいいのか?
正直ちょっと疑問に思うところもあるわけです。
個人的には少なくとも日本においては、文明の「秋」に向かって、衣替えをしていくシーズンなのかなと思っています。その通りかもしれませんが、
時代の流れが早すぎて将来が読めないのは明治の初期以上。
明治時代はヨーロッパやアメリカがお手本としてありましたが、
情報革命にはお手本がありません。
明治時代の若い人材はみんな西洋に留学してます。
伊藤博文、東郷平八郎***。
今はどうしたらいいのでしょうか?
1番困ってるのが私の後輩の教師たち。
結局、文科省の言う通りやってるんでしょうが、
文科省自身も将来わからないの認めてます。
それなのに小学校から英語やれプログラミングやれ。
AIが英語の同時通訳やプログラムもたぶんやるでしょうに。
なんかやらんと怒られそうだからでしょう。
私たぶん古いんでしょうが、
基礎科目と体育ちゃんとやる方が大事やんと思う今日この頃です。