アクセンチュアを劇的に変革させる“働き方改革” 激務脱却、離職率低下達成で真の生産性向上を目指すフェーズへ
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プロフェッショナルは、働き方もプロでなくてはならない。「これぐらいならいいか」や、「成果さえ出せば多少のコンプライアンスは目をつぶってもいい」「周囲の流れに沿うことが優先」は許されません。
残業制限は、クルマの運転に似ています。交通の流れに沿って運転していると制限速度オーバーになりやすい。ここで「10キロ程度のオーバーならいいや」とか、「摘発されなければいい」と考える人がいるかもしれませんが、交通課の警察官や自動車教習所の教官など、プロは常に制限速度のラインそのものを意識しています。(違反の指摘を受けたら、自分自身だけでなく、所属組織にも影響を及ぼすので当然ですね。)
残業制限も同じであり、働き方のプロは総労働時間があらかじめ設定されていたら、それを予算枠(使っていい金額の上限)のように厳守する。そのためには常にタイムマネジメントを意識することが必要。
会社員は個人事業主ではないのだから、1人ひとりの裁量には制約が伴うのが前提であり、労働時間もその1つ。そのかわり個人事業主と違って、業務の繁閑があれば組織の中のメンバー全員でそれを吸収し、目標を達成することになります。歩合給や成果給などの個人的な還元尺度がある職場はまた別の考え方もありますが、それらを考慮しても一定範囲は組織(チーム)単位での管理が基本でしょう。