人類の歴史は、「価値のインターネット」が全てを変える
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「ブロックチェーンサミット2017」のキーノートから厳選した現地レポートの最終回は、アルゼンチンのブロックチェーンスタートアップ企業をご紹介します。
国債のデフォルトや高いインフレ率を経験し、既存の通貨への信認が低い国だからこそなのか、彼らが目指す世界は非常に説得力、リアリティがありました。問題は、程度は様々あれど、「社会的に排除されたい」人達が存在することかと思います。
デジタルの世界に自分の行動・取引・評判が全て記録される「超管理社会」を避け、プライベートゾーンを堅守したい、という心情は、反社会的勢力じゃなくても持ち得ます。
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「価値のインターネット」が実現すれば、これまでは社会的に排除されてきた人々にも、大きな可能性が広がります。中央集権型を否定しているにも関わらず、RSKという彼らのサービスを宣伝しているという若干の矛盾が気になりましたが、評価経済による「評判に基づいた身元証明」というのがやはり鈴木健さんが考案したPICSY(伝播投資貨幣)の思想に限りなく近いと思いました。
※PICSYについては以下を参照のこと。
http://www.picsy.org/02/index.html
http://www.picsy.org/02/picsy1.html
インターネットでは「情報ビッグバン」と言われていましたが、ビットコイン(暗号通貨)では、個人的に「バリュー(価値)ビッグバン」が起こったぐらいのインパクトだと思っています。
この流れはもう止められないと思うんですよね。例えビットコインがなくなろうとも。
ただ、アナキズム推しには若干違和感を感じてます。集団で行動する社会って人間以外も含めてある程度の支配的なものがないとうまく回らないと思うんですよねぇ。