小池知事 「民進党との合流は全く考えてない」
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野党の考えが、「政権を倒す」だけしか見えなくてその後が全くわからない。もし本当に野党が勝ってしまったらアラブの春と同じ事になりそうでとても投票する気にならない。かなり怖い。
小池さんは兎に角上手いなあ。
注目のコメント
この光景は既視感がありますね。
非自民連立政権が崩壊した後、新たに結党された民主党結党時の、所謂「排除の論理」とそっくりです。
「排除の論理」とは、当時流行大賞にもなった言葉で、民主党結党の際、最大野党社会党の村山元首相や、新党さきがけで細川内閣の中心だった武村正義党首を切り捨てることで、社会党やさきがけ全体との合併でなく、個別議員をバラバラに民主党に合流させることで、表看板の鳩山由紀夫、裏の実力者小沢一郎に求心力を集中し、新進党と社会党にかわる新たな後継政党を作ろうとした出来事です。
当時は様々な論議を呼びましたが、最終的に民主党が政権を握ったことを考えると、この戦術は結果的に正しかったということになります。
前回の民主党の結党では、農村部を中心にした保守を中心にしつつも、都市部に多い左派を取り込み、都市型政党として自民党の対抗軸にならんとしたわけですが、今回は北朝鮮問題という戦後初の未曾有の危機を背景に、非現実的な安保感をもつ民進党左派を排除し、安全保障を軸に広く保守勢力を結集しようとしていると考えられます。
又もう1つの既視感としてメディアの動きが挙げられます。
当時のメディアは、視聴者とスポンサーの大半を占める都市部住民に迎合しほぼ無条件で民主党を後押ししていました。
同様に今回は、反安部政権に熱をあげるメディアは、安部政権を倒せるジャンヌダルクに小池知事を見立てて、一方的な肩入れしているようなも見え、小池知事側も前回の民主党と同様、そうしたメディアを利用して、党勢を一気に拡大させようとしているように見えます。
そう考えると、小池知事という人は20年ぶりに登場した本格的なポピュリズムの申し子なのかもしれません。
かつて日本新党の新人議員として、90年代の政権交代劇の一部始終を見た彼女が、女小沢一郎➕鳩山由紀夫を演じられるかどうか、注目したいと思います。民進党そのものとの合流はなくても、一人ひとりが、自らの意思で、希望の党の政策、特に安全保障政策に合意出来れば、希望の党で出馬というのはあり得る話です。
#福田峰之#小池ゆりこ#希望の党