「曲を売らない」が基本スタイル。新時代ミュージシャンの優れたビジネスモデルに学ぶこと
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素晴らしい。
これぞ、ユーザーを囲い込んでファンにする「リテンションモデル」という収益モデルの際たる例ですね。デジタル時代は、モノ作り事業もサービス事業になり(GEが筆頭例)、そうなると、新しい価値でユーザーを虜にする人が勝利する、そうなれば、収益化の方法は多様に広がる。
こういう例は今後ますます他産業界へ広がると思います。出版や雑誌もそう。時間が相対的により長くかかる産業はあると思うが、新旧交代は何かをきっかけにあっと言う間に起きると思われます。
注目のコメント
これはものすごく興味深い話。グレイトフルデッドを思わせる革新性を感じた。
コンテンツ産業では、サブスクリプション型の浸透や無料で消費可能なコンテンツの登場、一般人の参加、コンテンツクリエイターへの還元(プラットフォーマーからの)や、権利保護などいろいろな出来事や課題がある。
そんな中で、コンテンツクリエイター側の動きとして、時流にブレーキをかけ制限を設けるのではなく、時流に最大限のった形で別のマネタイズを生み出すというところは、すごく革新的。
時代に合った(むしろそれを活かした)モデルを創っていくことの大切さ。これは本当に素晴らしい。
従来のビジネスモデルから脱して、新しいレベニューストリームを作り出すというのは、簡単なことではない。しかも、それが実態はプロダクトマーチャンダイジングと企業からの広告プロモーション費という昔からあるものであるころがインサイトフルだ。
このモデルは、大航海時代のカトリックのビジネスにも似てる。聖書と聖歌はフリーで、祭事と細々とした物販で収益得て、植民地支配を進める国や企業家に随行して現地の「啓蒙=広報宣伝活動」を請け負う。元々、宗教的儀式とも結びつく音楽のビジネスならではの部分もあるが、急速なネットビジネスの進展に苦しむ業界企業の良いケーススタディと思う。売れないなら売らない。
別でキャッシュポイントを作るって当たり前だけどなかなか頭が切り替わらない人が多い。
音楽もそうだし、僕が携わるメディアビジネスも従来のビジネスモデルで苦戦してるプレイヤーがあまりにも多すぎる。
他のキャッシュポイントを見つけ積極的に切り込んでいかないと消耗戦になるだけ。