米共和党のオバマケア撤廃法案に致命的打撃-コリンズ議員反対で (1)
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一方で、オバマケア自体にも、制度を安定させるために必要な改革・修正の課題が残っています。超党派で進んでいた取り組みは突然のオバマケア改廃採決騒動でストップしてしまっています。子どものいる家庭を対象にした公的医療保険制度(CHIP)の期限切れも近づいていますし、寄り道をした時間を早急に取り戻す必要がありますね。
主に低所得者救済のためのオバマケアは5,000万人と言われる無保険者の医療的側面を救済する一方で、財政的負担が大きく、まさに賛否両論でした。共和党は何年も前から「余計な金を使うな」とオバマケアには反対していましたが、トランプ氏が大統領になったのを契機に、より差別社会に傾きつつあることを実感します。
ま、それが資本主義原理なんでしょうが。金持ちの味方をするか、貧民の味方をするかの争いですね。前者は国を、後者は人を良くするように思えます。人がいない国はハリボテですが、国のない人々は弱いです。中心に立つ解決策が出てくることを望みます。
と、綺麗事を述べたところで、私もしかし恩恵を受けれるからといって「お前の金で知らん人を養うぜー」って言われたら怒りますよ。税金ってそういうものだけど、オバマケアや、日本なら教育支援、高齢者援助のための増税はそういうことなんですよね。
わかってるんだけどー。わかってるからこそー。