デジタルトランスフォーメーションに 必要な「3つの考え方」
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注目のコメント
澤谷先生によるアカデミックなまとめ、大事。
一方フィールドワークとしては、デジタルトランスフォーメーションが世界で最もスピーディーかつ大規模に起きている中国とインドを勉強すべきと思います。NewsPicksにも先日こちら >> https://newspicks.com/news/2499509 に取材いただいてますが新興大国では「リープフロッグ(インフラ不足ゆえの飛び級)」により一気に進んでいます。デザインシンキングを提唱・推進する澤谷先生ならではのアカデミックな見解。悩ましいのは「デジタルトランスフォーメーション」がなんであるかも理解していない人も依然圧倒的に多いということです。それだけITリテラシーが低すぎるんです。また、"デザイン"や"システム"というとイメージを創ったりITシステムのことだと思う人達も前述の経緯からは圧倒的に多いわけです。
ですのでコンサルティングの実務では誤解を生まぬようなステップや用語の使い方を意識しています。先ずはやはりデジタルの特徴を押さえて海外の先進事例を紹介し、自社のデジタル化で目指す姿をまずはまとめる(=デザインなのですが)こと、その時の顧客への提供価値をまとめること、次いでロードマップを作ってそれに足りない組織、ITを組み合わせる(作ると言わない)計画を作ることになります。(=仕組みという意味でのシステム)
10年前と違ってデジタル時代には唯一業務設計はITの後に来ても良い事かと思っています。フルデジタルの理想形で考えてそれが実現できないなら人の登場、という事ですね。
こんなこと明示しなくてもベンチャーはその勘所を効かせて前述のステップを凄まじいスピードで回しています。できてないのは大企業や他社と協業しない会社です。確かにデジタルトランスフォーメーションをビジネスの現場で
指揮をしていない方からするとそういうモノかもしれない。
何をもってデジタルトランスフォーメーションとするか
の定義を説明していないからだと思いますが、
逆に言うとそれだけ「デジタル」という言葉の意味合いが
幅広い。なのでその分ここで言われている
思考以上の思考の種類(例:フレームワークシンキング等)
は求められると思います。