【新】テクノロジーがもたらす「大失業時代」。その時どうするか
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注目のコメント
今世紀中すなわち今から80年余り後の話を、仮に彼の予測が当たるとしてどう捉えるか。
一方でマッキンゼーの予測では向こう40年間で無くなる職業はたったの5%としています。
http://jp.wsj.com/articles/SB11163456931573304514904582566493718009400
そもそもルーティンワークとは、AIやロボットに奪われる前に既に、同僚に、新人に、競合に、新興国に奪われる性質のものです。
もっと言えば現状でも機械化できるのに「そんな仕事は人間にやらせておけ」という類のほうがむしろ圧倒的に多いのです。
組織や社会の実現コストの問題です。おそらくNewsPicksユーザーにとっては、納得の方向性をあらためて確認するインタビューではないでしょうか。
深刻だと感じるのは、ここで語られているような変化の傾向を全く知らなかったり、感じ取っていない人も少なくない、ということ。
初等教育(公立)の現場を見ていると、本稿で語られる、ロボットがやる仕事を人間がやる前提で進んでいて、危機感を覚えます。この10余年間の時代はまさに「時間の経過とともに少数の人がますますリッチになり、多くの平均的な人々が辛い状況になること」という現象が緩やかに進んできたのであり、その結果起きた象徴的なことがブレグジットやトランプ大統領誕生ではなかったかと思います。AI(ロボット)がこれを助長するのだとすると、全世界的に思想が左右両極化しやすくなり、より大きな政局の流動化が進むのではないかと推測します。
AIにより失業が増減するという話は多くの人々が既に耳にしており、中には食傷感を覚えている層もいるかもしれません。一歩引いて、それがもたらすより大局的な影響にも目を向けてみるのも一興かと思います。