フェイスブック、政治広告の扱い見直し 議会と情報共有へ
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注目のコメント
今後の対応の詳細が気になります。↓
「具体的には、フェイスブック上の政治広告を、広告ターゲットを問わず、誰もが閲覧できる形にするほか、政治広告を出す広告主に対し、広告費の出所の開示を義務付ける。」
Facebookのフィード上に表示される広告はいまやネイティブ広告の代表格としても扱われることもありますが、フェイクやヘイトであっても紛れ込めるほどの溶け込み具合や消費のされ方をしているということなので、広告としても場としてもFacebookすごいなと思うわけです。
プラットフォームとして看過できる状況ではないですが、どのように対応していくのでしょうか。今回打ち出されている広告自体の開示や広告費の出処の開示というのは至極真面目な一手だと思いますし、そうしたことを明らかにしていくのは必要なことだと思いますが、人がフェイク情報に影響されるときに果たしてそこに目が行くかというと難しいだろうなと思うので、これは現実的な効果というよりもFacebookとしての矜持を示した形なのかと思います。
個人的にはもう一歩踏み込んで政治広告に該当するものはその広告配信のターゲティング設定まで開示してみたら良いんじゃないだろうかと思うんですが、それは踏み込み過ぎなのかな。これ、問題の対策として出せなくするのではなく、広告費の出所の開示を義務付けるのであれば、Facebook側はいくら使っていてどのくらいの方にリーチしたかも全てリアルタイムで開示してしまう方がいいのではないでしょうか。
透明性を高め、いくら使ったかを公開されればそれはそれでニュースで取り上げられて宣伝によるものだと流れ、お金を使い過ぎると人気を下げる仕組みになると思うので。