京都銀行：航空機ファイナンスに参入へ、金利低迷で海外融資強化 (2)
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注目のコメント
ちなみに京都銀行は京都企業の株をめちゃくちゃ持っている。有報を見ると、計7000億円弱で任天堂1500億円、日本電産1300億円、京セラ900億円、村田800億円、オムロン350億円といったところが大きい。
京都の企業エコシステムをサポートしてきた結果が、今のBSに乗っている形。金利低迷しても配当収入はかなり多く、昨年は約240億円、経常収益約1100億円の約1/4、資金運用収益約700億円の約1/3を得ている形。結局は、京都に優良な非上場企業が多く、その企業の節税対策としての航空機リーススキーム（航空機1機を丸々購入し、それを航空会社へリースし、機体の償却費を損金算入する）の需要があるとの思惑だと思います。
さすがに京都銀行が航空機のアレンジから、リース先の航空会社との交渉等まで実施するとは思えないですが、航空機リースを実施するリース会社や商社と組んで、京都の優良顧客を紹介し、京都銀行はファイナンス面を担当しながら、共同で取り組んでいくようなアプローチであればビジネスとしての可能性は高いと思いますので。NPの金融・マーケットのトップがなぜこのニュースなのが不思議。
ここ数日行われていた、FIN/SUM WEEK 2017の記事もあまりピックされていませんね。 SBIの北尾さんの話なんかは、もう少し取り上げられてもいいのに....
http://www.bibitpost.com/archives/1584
