みずほFG:日本株アルゴ取引にAI導入へ、MiFID2に先行 (3)
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みずほ FG社内の専門家10人以外の誰がそのアルゴリズムを理解できるのか?モデル・ガバナンスはどう説明するのか?ボードメンバーの誰がモデルリスクを算定できるのか?内部監査部それを指摘できるのか?資産運用で計算エンジンは業務の核であり秘中の秘。複雑化するのは必然とも言える。2008年のリーマンショックの原因になったクレジットデリバティブのリスク計測モデルはほとんどの金融機関の社員は理解していなかったことを忘れてはならない。
果たしてこの分野で国内勢がどの程度成果挙げられるか。
GSやモルスタは何十年も先端走り、それこそ衛星写真で原油備蓄計測しアルゴ走らせる軍事産業的な態勢で、イスラエルのノウハウも持っています(色んな意味でグローバル)。
頑張って欲しいと言う気持ちある一方で(やはり)パフォーマンスは気になるところ。みずほFGが展開を進める機関投資家向けの取引システムに、個別企業の株価が30分、1時間後にどう動くかを予測するAI機能を組み込んでいるという記事です。2016年秋にも同様の報道がありました。
この記事だけでは判然としないのですが、ユーザーは目先の株価予測を参考にしながら有利に取引ができるようになると言えそうです。みずほ証券はこれによって顧客ごとのシェアアップを目論んでいるのではないでしょうか。
リテール分野も含めて発展著しいジャンルですので続報を待ちたいです。