AppleのITP導入に伴い高まる、AdWordsとGoogleアナリティクス連携の重要性
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注目のコメント
とても重要な話のようです。
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・AppleのIntelligent Tracking Preventionとは?
機械学習によりWebサイトをまたがってトラッキングできると分類されたドメインのCookieは、Cookieを付与された24時間以内にユーザーがまたそのドメインにアクセスしなければ、その後はサイトをまたがったCookieとしては使えなくなります。
・デスクトップだけの話ではない
Apple の開発者向けのSafari 11.0のページには、iOS 11.0つまりモバイルにも適用されることが明記されています。
・リターゲティングだけの話ではない
Intelligent Tracking Preventionの対象がWebサイトをまたがってトラッキングが可能なサードパーティのCookieであることを鑑みると、広告媒体のコンバージョンにも影響があると考えるべきです。
・海外ではIABはじめ主要な広告業界団体から抗議が出たが、Appleは当初の方針を貫く返答
・Googleは対応策にGoogleアナリティクスを活用
・AdWordsとGoogleアナリティクスが連携されている場合
Googleアナリティクス側のCookieでAdWordsのクリック情報を保存し、AdWordsのCVの計測の際に使えるようになる。つまり、これまでどおり。
・AdWordsとGoogleアナリティクスが連携されていない場合
Safari経由でアクセスしてから24時間後に発生するCVは、統計モデルによる推定値がレポートに反映されるようになる。
結論:AdWordsとGoogleアナリティクス連携はより重要にAdwordsだと3rdパーティーCookieだが、連携先のGoogleアナリティクスだと1stパーティCookieとして記録されるので複数ドメインを跨いでもSafariの削除対象にならない。この流れが強まるとネット広告リマーケは厳しくなる。
これはきちんと追っていなかったが、確かにインターネットの広告モデルを揺るがしかねない。IABが懸念を表明するのもよく分かる。この記事はAdWordsのコンバージョンをきちんと得るための解説だが、ITPについてもわかりやすく解説されている。