パリの大型素材見本市がグローバルECサイト 高級ファッション素材も本格的なEC時代に
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三星毛糸も出展している世界最高峰のファッション生地展示会「プルミエール・ヴィジョン(PV)」が、生地のB2B(企業間取引向け)ECサイトを立ち上げるそうです!!個人的には面白いと思うし、興味あり。おそらく工夫されてるポイントは…
・どんなUI/UXになるのか?完成品である服以上に風合いが重視される素材について、どのように体感/チェックできるような仕組みを作るのか?どのように探している生地を検索できるようにするのか?まぁ、Web上で完結するわけではなくサンプルスワッチ請求できるようにするとは思いますが。スワッチ国際送付経費もバカにならないので、この辺りのイノベーションあると嬉しいですね。
・服以上に「コピー」に対して過敏なのが生地。実際にPVに行けばわかりますが、だいたいどこの企業ブースもフリーに入れるわけではなく、入り口のところでバイヤーかどうかをチェックしてたりします。これはバイヤー登録をある程度厳しくする&実績に応じてバイヤーをランク付けし、生地メーカー側がランク付けに応じて誰が見るのかを設定できるようにするのかもしれませんね。この辺りの細かいユーザビリティに期待。
・あとは決済。繊維ファッション業界は素材調達から現金化までが長いので支払いサイトも長いことが多いんですが、これをどうするのか?あと、海外だと与信管理も難しいのでLC開いたりファクタリング使ったり保険使ったりするんですが、この辺りどういう仕組みになるのか。
パリのテロ以降来場者や出展者にかげりが見えつつある…という評判もあったPVですが、それでも長年蓄積してきたブランドやバイヤー&サプライヤーとの信頼関係は随一。日本の生地メーカーもしっかりこの新しいチャレンジを活用していきたいですね!!おぉ、マジでか。。これはどうなるか全くわからん…。to Bは微妙だけどプルミエールヴジョンくらい知名度あればリーチは可能。しかし素材感ってECで1番伝わりにくいんだが。。南さんの見解を待とう。
今まさにこの展示会で本業のレザー部門に来ています。初日ということもあるのでしょうが、入場者数はしょぼいですね。来年の秋冬物の素材ですから、本当はもっと盛り上がらなければいけないのですが、寂しい限りです。
出展者の意見を聞いても、オーガナイザーの発表している入場者には大きな疑問を抱かざるを得ないようです。
同業者の話を総合すると、アメリカを始め世界的に売り上げが落ちているようです。