ヴィトンがスマートウォッチに参入した意味
コメント
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Vuittonくらいハイブランドになると、最早Apple Watchも他のスマートウォッチも、そして既存の時計メーカーの大部分も競合じゃないからなぁ。
あくまで既存事業のお客さん(見込みを含めて)への「うちもやってまっせ!挑戦してまっせ!」というアピールな気がする。
注目のコメント
ラグジュアリーが大切にする「伝統と革新」で言うと、テクノロジーは革新部分に当たる。
ただ気をつけたいのは、既に確立されたブランドならともかく、テクノロジーを掛け合わせただけで製品を使ってもらえる訳ではない。まずはユーザーが使いたい理由を設計しないと徒労に終わる。昨今、ファッション業界でもIoTがバズワードになり、とりあえず盛り込んでおけばいいとなってるような製品もある。
これは日本製推しの製品にも言える事で品質の良さなんて大概使ってから感じるもの。品質もテクノロジーも必要な要素だが1番前に持ってくるものじゃない。ラグジュアリーブランドの戦略と、アップルの戦略を比較して語ることはできない。
ヴィトンのスマートウォッチは、ヴィトンのコアファンに向けたものだと考えています。ヴィトンの世界観を愛している層に、Apple Watchは不向きです。
LVMH社のホームページに、プロダクトの紹介ページがありますが、一般的なウェアラブル、スマートウォッチとは訴求が全く異なります。
▼Louis Vuitton launches first connected watch, Tambour Horizon
https://www.lvmh.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%86%E8%B3%87%E6%96%99/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/louis-vuitton-launches-first-connected-watch-tambour-horizon/android Wearを採用する以上、製品サイクルを長く出来るかはGoogle次第な所もある。機能追加、OSアップデートがあればあったで、ヴィトンもそのアップデートに追随しないと、新鮮さを継続出来ない。ただ、ヴィトンのユーザーにアップデートを気にする人がどれくらい存在するのか分からない。要望が多ければ対応を迫られるし、android Wearが合わないと判断した時は、独自のOSに移行する事も考えられる。また、他の選択肢として、従来製品にスマートフォンとの連動機能を追加した、ハイブリッド型のスマートウォッチも需要は高いと思います。