北朝鮮ミサイル 飛しょう距離3700キロ 被害情報なし
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注目のコメント
今回の飛距離だとグアムに届くので、恐らくそちらへの脅しかと。そもそも中距離弾道ミサイルは対米であって、日本にとっての脅威はノドンミサイルの方である。先日の国連による制裁の実行を確実に履行し、さらに次の制裁に向けて協議を始めないといけないが、制裁はほとんど効いていないのが現状。中露が協力しない限り、有効な制裁を打ち出せないだろう。
北朝鮮が再びミサイルを発射しました。
2度目のJアラート、そして国連の制裁決議後初の発射実験です。
状況から見て、先日の国連決議に対し、制裁に屈しないという北朝鮮の回答と見ていいと思います。
まだ弾道の発表がないのではっきりしたことは言えませんが、第一報の飛翔時間19分、最大高度770キロ、襟裳岬の東2000キロに着水との発表から飛翔距離は3700キロ以上であることは確実です。
ミサイルの機種としては3度目となる火星12型、又は最大高度が200キロ、飛距離が前回から800キロ以上伸びていることを考えると、ICBMの14型か、ひょっとすると今まで一度も発射されていない新型の13型の可能性が考えられます。
又今回の発射地点は先月29日と同じく平壌郊外の順安空港付近とのこと。
弾頭の再突入体の試験だった可能性もありますが、順安空港は首都平壌郊外の北朝鮮の唯一の国際空港であり、わざわざ首都からミサイルを打つという事は、国連の制裁決議には屈しないという政治的メッセージを国内外(特に日本とアメリカ)に見せつけるデモンストレーションの側面が大きいと推定されます。
より詳しい分析については、続報を待ちたいと思いますが、北朝鮮が改めて強力な政治的メッセージを送ってきたことで、いかなる形であれ国際社会は何らかの行動を強いられることになるでしょう。