投資の「たまたま」理論
NewsPicks編集部
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短期はそうだが、長期はそうでも無い。
株価はそうだが、価値はそうでも無い。
証券分析の世界では、前者の立場がこのコラムでいうたまたま、専門的にはランダムウォーク理論、テクニカル分析アプローチといいます。
後者がバリュー投資、ファンダメンタルズ分析アプローチといいます。
経営の成功もたまたまだ、筆者は言いますが、より噛み砕いて言うと、どんな偉大な経営者でもたくさんの失敗をしている。一つ一つは成功をランダムに(たまたま)している。しかしそれでも長期的にはランダムではない何がしかの法則、仕組み、素養、能力が存在する、という事だと思います。いかに緻密に練りあげられたプランでビジネスや投資に成功しても「たまたま」だし、考えようが考えまいが失敗してしまうことも「たまたま」。
小幡さんの言う通りだと思います。
これを肝に銘じておけば、行動ファイナンス的な認知的不協和(不都合な事実に直面しても元々の判断が正しいと信じ込むなど)などに陥ることは少なくなるかもしれません。