【SPEEDA総研】コンビニの動向と外食業界をみる
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コンビニの工夫と熱意には毎回感心しますが、外食など既存の業界にももう少し勢いがほしいという思いもあります。
なお、今回社内でコンビニ各社の焼き鳥食べ比べを実施しました。
各社味も方針も違いが明確。
ただ、当然ながら焼き鳥店の代替というより、あくまでも惣菜、もしくはつまみとしての缶詰やスナックの代替となると思います。SPEEDA総研の記事はきちんと数字を抑えていてクオリティが高いのですが、今日は「外食にどういう影響を与えるか」という点への考察が緩いので残念。
普通に考えると、
①あまり売れないので影響はない
②売れるが需要を創造するので他業態への影響はない
③他業態を侵食する
3-1 外食(居酒屋、その他)
3-2 中食(惣菜など持ち帰り)
3-3 内食(家での調理)
といううちのどれか。記事では「イートインは住宅街なので外食への影響は少ない」という①に近い結論になっていますが、コンビニ約6万店のうち、半分くらいは併設可能と言われ、ファミマも1.2万のうち、6千店の転換を発表しているので、一概に住宅街中心とは言えなそう。
胃袋一定とすれば、上記の3として、外食、中食、内食のどれに影響があるかが一番興味があるところ。
あとは自分の単なる感覚ですが、全てにまんべんなく影響ありそうですね。外食も居酒屋へも一部ありますが、最近どこもかしこも「ちょい飲み」ブームなので、そこの需要をとりそう。もちろん買って持ち帰る人もいると思うので、スーパーの総菜コーナーへの影響もあるし、じゃあ調理せず済ませるか、という人も増えるので内食への影響もありそう。
焼き鳥はファミマのものだけ食べましたが、肉も大きくジューシーで想像したよりかなり良い。少なくとも普通のチェーン居酒屋よりは数段美味しいと感じました居酒屋と一括りでみると市場は実際苦戦しているのですが、かたや地域一番クラス(年商10億くらいで、地域で10店舗くらい)の企業さんは非常に好調。ある種、大手を仮想敵国として個店らしさを全面に出すのが良い印象です。