JAL機の緊急着陸を見て「飛行機ってホント安全だな~」と改めて思った件について
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注目のコメント
記事の通り。
航空機のエンジンから出火する事態は国内の航空会社だと数年に一度の出来事。安全性を騒がれがちだが、普段乗っている車とかバスとかの方がよっぽど事故率、死亡率が高い。
乗務員もエンジン一基故障という過去に何度も起きている事象は繰り返しシュミレーションしている。例え他の機能が同時にダメになっても冷静に対処できるように訓練されているはず。
ニュース性に踊らされず確率や事実を基に判断する必要性があるなと改めて感じさせられました。ジャンボのような4エンジン機が減り、2エンジン機になっているのも、エンジンの性能が上がり、記事にあるETOPSというエンジン故障でも飛べる距離が増えているから。それでも大丈夫なように、様々な多重系統(バックアップ)が用意されている。
また、記事に書かれているV1(その速度を超えていれば故障があっても離陸するという速度)、燃料投棄オペレーションなどもすべてマニュアル化されているし訓練もたっぷりされる領域のはず(単なる飛行機好きな自分でも聞いたことがあるレベルの話なので)。ほとんど発生しないことでも、発生したときにちゃんと対応できるように準備して、例外を防いでいる。
こういったマニュアルというかチェックリストをどう作るか、何が実際に使用できるチェックリストのポイントなのかといったトピックが「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」という本に書かれている。
飛行機や建設現場でヒアリングして、医療や投資などに活用するまでのプロセスが書かれている。プロセスを作っている方、それに興味がある方、これらの業務に興味がある方、抽象化という観点でも結構面白いと思うのでオススメ。
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その結果として、飛行機事故で死亡する確率は、実際には極めて小さい。
それでも、ニュースとして注目される。それは訓練を経て免許をもっている専門家が運転したり、最先端技術ゆえだと思う。それは自動運転も似ている部分があり、事故やその責任、コストについては感情を伴うものというのが歴史。
併せてKing HIDIEさんがコメントされているように、安全だからといって100%を目指さなくてよいわけではないというのもその通り。
これからの事故原因の究明もしっかり見ていきたい。
http://keibalog.net/invest/lottery-plane-crash-probability/赤字強調がしつこいけど、内容は良記事。現代の飛行機はちょっとやそっとじゃ落ちない。数字がぱっと出ないけど、事故の75%だっけな、はヒューマンエラーが絡んでるんだと。
あと、すごいのはパイロットじゃないと何度も書いてるけど、いやいや、緊急事態で300人の命を預かって冷静にマニュアル通りのことをして無事着陸したのは、やはりすごいことです。