ソニー復活の源泉「プレミアムシフト」の正体
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毎年1月ラスベガスで行われるCESでも、amazon, Google人気の陰で3年ほど前から密かにSONYの高性能テレビについて語る人が多いなあと思っていました。やはりそういう空気は確かにあり、マーケットが反応したということでしょうか。カメラもミラーレス機αシリーズを使う人が身の回りでも増えたなと感じています。
今でこそApple製品に占拠された我が家ですが10数年前まではケータイ、PC(紫のVAIO!)からオーディオヴィジュアル製品すべてがSONYでした。当時のSONY 愛をまた復活させてくれると嬉しいですね。先日ソニーのフルサイズ一眼レフα9を購入しました。
ハイエンドではレフレックス機には到底かなわないとされてきたミラーレス機ですが、α9の登場によって、完全に塗り替えられたと言っていい傑作機です。
従来のαシリーズの弱点だったAFの遅さ、追従性、バッテリーの持ち、マルチセレクターの操作性の悪さなどを悉く改善し、高速連写、EVF、新型積層裏面照射型CMOSセンサーなど、キャノンやニコンのフラッグシップに迫る、あるいは凌駕する性能を実現したまさにレフレックスからミラーレスへのゲームチェンジャーとも言える製品に仕上がっています。
他社なら、ミラーレス機でこんなハイエンド機を作ろうなどとは決してしないでしょう。
最近の元気なソニーの象徴のような一台だと感じました。価格を競合比で高くすることは、難しい。特にここまでコモディティ化したテレビでそれができているのは驚き。
一方で、高い価格を前提とした事業経営をして、でも製品差がなくなってそのプレミアムがなくなって高い固定費を維持できなくなった事業・企業も少なくない(だから単価維持だけでなく上げているAppleなどは本当にすごいと思う)。
今日のNewsPicks編集部の任天堂記事ではないが、失意泰然得意冷然。