恋ダンス踊ってみた動画 ⇒ 星野源の所属レコード会社「削除して」
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注目のコメント
Youtubeに関してはContent IDによって、著作権者ではないユーザーがカバーしたり楽曲を使ってアップした動画に許諾する代わりに広告を表示して著作権者側に収益を分配する仕組みがあります。
削除するくらいなら、広めてもらっていることもあるし、収益も分配するからお互いハッピーだよねという仕組みなのですが、今回はそれではなく、条件を満たしていないものは全て削除申請するとのことで。
「恋」のユーザーによるやってみた系動画のシェアが楽曲の評価を上げたと思いますし、例えば世界的歌手のBruno Mars の 24K Magic（8億回以上再生）も。著作権者ではないユーザーのアップも多数ありますが、アルバムは大ヒットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=UqyT8IEBkvY
また音楽の最先端シーンではもっと面白く、リミックスなどによる著作権の活用は許容されていて、Kendrick LamarのLOYALTY. ft. Rihannaは、先ほどのBruno Mars の 24K Magicの逆再生を楽曲に組み込み、昨年ヒットした曲を活用して大ヒットしてます。
この楽曲もYoutubeでアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=Dlh-dzB2U4Y
ということで、著作権というものに対してネガティブに捉えて対策を行うよりも、ポジティブに活かす方がメリットが大きい時代になったと思いますので、今回、本当に削除申請していくことはマイナスのイメージに傾く気がしますし、最先端の音楽シーンからも外れる傾向だなと思います。
追記
ちなみに、私と同学年の星野源さんは、バナナマン日村さんのために毎年バースデイソングを作ってラジオで披露していますけど、その日村さんのために作った曲のフレーズが自分でも好きだったということで、実際に自分のアルバムに収録する曲として別曲に利用していました。
そんな風に自由に楽曲をする星野源さんは、これを本当に望んでいるのか気になります。とても残念。著作権はもちろん重要だが、むしろ巻き込んで盛り上げていくくらいが、ソーシャルのこの時代には重要だと思う。
元々期限を設けてやっていたのは、その間が注目を集めるからだったのではないか？逆にもう一年くらい前になるわけで、言ってしまえば当時ほど見られていないだろう。そこで削除依頼をして、わざわざマイナスにこれから盛り上げる必要もないと思う。
