高級路線で競争するホテルとAirbnb。「ラグジュアリー」の再設計で若者の心をつかむ
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Public Hotelsの取り組みは興味深い。単純に安価なラインを作ったわけではなく、スマホによるチェックインやスマートキーなどテクノロジーを活用している点により、ラグジュアリーの世界観を大きく崩さずに展開しているようだ。
一方Airbnbも、Airbnb Selectによる高級路線や、VICEとのコラボレーションなど体験に注力したコンテンツなど、幅を広げている。
両者ともに、単純に対応範囲を広げたわけでなく、軸足となる世界観があり、そこを保ちながら広げている。それができるかどうかは、現代における事業多角化のKSFかもしれない。日本でも確実に来る流れ。「例えば、チェックインはスマホを通じて行われ、スマホがルームキーの代わりにもなる。荷物を持つベルボーイや、困ったことをなんでも解決するコンシェルジュはいない。人件費を押さえることにより、近隣のラグジュアリーホテルよりも安価にすることができた。1泊150ドルという価格は、近隣のAirbnbと同じ程度の値段だ。」
”Airbnbのアプリを開いて調べてみると、東京では習字や生け花、握り寿司体験が人気のようだ。その土地ならではの体験を提供できることがAirbnbの価値だし、今後もそこを強みにサービスを展開していってもらいたい。"