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米国の格付け見直しも、債務上限引き上げ失敗なら=フィッチ

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  • みずほ総合研究所 欧米調査部長

    「他の歳出を停止して債務返済を優先」しても、「米国の信用力にマイナス」としたのは、共和党の一部にある「債務さえ返済すれば大丈夫」という議論へのけん制になりますね。

    一方で、財政赤字削減措置を条件にすると、民主党の票が得られなくなります。共和党だけで債務上限を上げるためには、かなりトリッキーな議会手続きを踏む必要がありますし、それで民主党の不興を買えば、もう一つの課題である予算審議が難しくなり、政府閉鎖のリスクも高まります。そんなに簡単にはいかないでしょう。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    S&Pはすでに米国債格付けAAAじゃないですし。


  • 金融サービス

    米国の長期発行体格付けについては2011年8月5日にS&Pが「財政赤字削減計画が米国の債務の安定化には不十分」との理由により従前のAAAからAA+へと格下げしたのが記憶に新しいところです。

    当時これを受けて世界同時株安となるなど市場は大きく反応しましたが、今回仮にフィッチが格下げした場合も相応の影響を受ける公算が大きいでしょうから、注視しておきたい話題ではあります。また、ムーディーズやS&Pの動向についても気になりますね。


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