中国のヘルスケア産業、個人情報への「意識の低さ」が追い風に
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ここで言う「ヘルスケア」というのは、予防分野や初診の効率化に関する分野を指しているように見えます。個人的には、この「予防」に対する関心の高さの方が、個人情報への意識の低さよりも重要だと思っています。
中国は保険制度も充実してきましたし、病院や医師、看護師数も年々増えてきていますが、やはり都市部に集中しています。良い病院、良い医師に診てもらうためには人脈や資金が必要です。そうなると、予防へのインセンティブは強まります。
また、高齢化が進むにも関わらず介護保険制度や介護施設は未整備であることも、予防へのインセンティブを高めています。
一方、日本はというと、中国と比べれば予防への意識は低いのでしょう。先日、NPでも、「『医療、利用しすぎ』52.5%」という記事が取り上げられていましたが、中国でアンケートを取ると全然違う結果になるように思います。
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDF17H0I_X10C17A8EE8000/日本とは真逆の状況ですね。
クリアすべき課題ではありますが、技術の話や活用方法以前に個人情報やデータの扱いで話が止まってしまう日々です。