非正規教員、給料に上限…38都県で内規設け
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注目のコメント
7月のNHKの番組で、
「全国の公⽴の⼩中学校の教員の数が、ことし4⽉の時点で定数より少なくとも700⼈以上不⾜し、⼀部の学校では計画どおりの授業ができなくなっていることがNHKの取材でわかりました。これまで⽋員を埋めてきた臨時採⽤の教員の不⾜が要因」
というのがありました。
私も非正規の教員をやってるんですが、本当に給料安い。
これから少子化の影響で、正規の教諭の採用がおさえられており、そのかわり非正規の教員を雇おうとしているわけですが、ハローワークいっても人がいない。給料安いからしんどい仕事するわけないですよね。結果4月の時点で700人足らなくて、授業できなかったわけです。日本本当に先進国なんですかね?
私は高校ですので少し違うと思いますが、教頭先生に拝み倒されて今年も続けています。さる困難校でハローワークで80代の先生がやっと見つかったそうです。80代の先生が通用するような高校じゃないんですけどね。問題かなり深刻ですよ。
追伸
腹立つからもう一回書きますけど、日本、本当に先進国なんですか。はいどうも。公立中学校で非正規教員をやってる者です。
私の県の給与体系は年功序列です。
そして給与の内規については記事通りです。
ただ、仕事していて正直に思うことは、
「自分より給与貰っている人の仕事を、何で肩代わりしなきゃいけないのか。」
という事です。
仕事量が一緒ならまだマシです。正規より非正規の仕事量が多いなんて事もあります。
下手すると正規の仕事を代わりにやるなんて事も日常茶飯事。
安く人材を揃えたい、という県教委の思惑もミエミエです。
公立の教育現場は「終わってる」と感じます。
追記
小中学校と高校では状況が若干違うのが実際ですが、高校側の立場で書かれている方の通りだと感じます。
確かに「日本、本当に先進国なんですか。」とは思わされます。
教育に金も人も時間も使わない、使う気がない、使えない。
だから「終わってる」んですよ。
追追記
事の深刻さを知らない方が多いのでぶっちゃけてみます。
私が知っている範囲で一番最悪なのが、学年主任を非正規が担当し、その下で40代・50代のベテランが適当に仕事している、という事実です。
年功序列というなら、正規のベテランがある程度の役職を受け持つべき所を、みんな拒否して非正規が責任ある役職に就くという事態が起こったのです。
これ、企業でいえば派遣社員が派遣先で課長になって正社員を従えている状態です。
こんなあり得ない事が起こるのが、今の公立の実際であり、事実なのです。
文句を言うとかそんな低レベルの話を我々はしている訳ではありません。
正規であり意欲ある若手で素晴らしい実践を重ねている方は多くいます。ベテランでも素晴らしい方は多くいらっしゃいます。
教員としての実力を適正に評価し、その評価に見合った給与が支払われる体制を作り上げてほしい、それだけなのです。これは現場で見ていても、痛々しいほど理不尽でひどい状況です。
採用試験と現場に必要な力はまるでマッチしておらず、一生懸命な講師の先生は試験対策なんてする余裕はありません。なぜなら担任をやり、部活も主顧問で休日が少なく、仕事もデキるから他にもいろいろ振られるからです。宿泊行事の次の日に採用試験に旅立つ姿を何度も見ました。
こういう方で50代の方も知っています。クラスも部活もバリバリでした。私は、現場の第一線で頑張る先生を採用試験で落とす長野県の採用システムをそのままにしている人たちを心底軽蔑しています。それに対して、自分が民間からの転職枠で正規採用されたことにも負い目を感じ続けています。