トランプ氏が側近バノン氏更迭、ホワイトハウス「幸運祈る」
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シャーロッツビル前は、時間の問題とも見られていたバノンの解任ですが、トランプがバノン的な方向に振れた直後の皮肉な展開になりました。ようやく政権内が整理された訳ですが、一方で、右派とのパイプも失いました。この先トランプは、どこに向かうのでしょうか。フリーになったバノンの動静も注目されますね。
バナン氏の更迭が決定したのは二週間前らしい。ケリー氏が大統領首席補佐官に就任して一週間後のタイミングだ。ケリー氏の最大の任務はホワイトハウス内の統制の厳格化。ノイズメーカーのコントロールだ。無秩序状態だったトランプ大統領へのアクセスも、ケリー氏が厳格に制限し始めたと報道されている。バナン氏辞任により、ホワイトハウスのスタッフ内の秩序は今後期待できそう。最大の問題は、トランプ大統領自身のコントロールだ。
軍事外交にしても、経済政策にしても、バノンがいなくなれば、共和党の穏健派的な政策が通っていくのかもしれません。
ですが、その流れが機能していくには、極右擁護問題で孤立した大統領が「国民に対する説得力のある謝罪」をすることが必須です。大統領が意地を張って、これを拒むようですと「政権の終焉」が一気に視野に入ってくるように思います。