日本が太平洋戦争に総額いくらを費やしたか、知っていますか
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宇宙でも、JAXAはNASAの10分の1の予算であきらかに10分の1以上のことをやっている。それは職員の低賃金と長時間労働、そして幾ばくかの精神論によって補われている。
追記、コメント欄に太平洋戦争肯定論が散見されて気味悪い。日本人だけで300万人が死んだんだぞ?あれが最善策だったはずは決してない。僕はアメリカが正義だったとは思わないけど、日本が正義だったとも決して思わない。必読記事です。
太平洋戦争で日本が費やした戦費は、国家予算の280倍。
現代の価値に置き換えれば、4400兆円という天文学的数字とのこと。
こうした基本的国力を理解していた人物は、当初から太平洋戦争を勝ち目のない戦争だとわかっていました。
昨日は、NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」を見ました。
当時の日本政府・日本軍の体質が最悪の形で現れたのが、インパール攻略作戦です。
無謀とわかっていて、誰も止められない。
合理的な成果よりも「メンツ」が優先される。
事実をねじ曲げ、都合のよい報告や報道が行われる。
反論を受け入れない空気が蔓延し、最後には人命が紙くずのように扱われる。
そして、最悪の結果が露呈しても、誰も責任を取らない。
いまの日本社会にとって、これらは本当に「過去のこと」でしょうか?
何度でもビスマルクを引用しますが、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。
私たちは学び続け、そして学んだ成果を、現代社会に生きる人々のために活かさなければなりません。>こうした基本的国力を理解していた人物は、当初から太平洋戦争を勝ち目のない戦争だとわかっていました。
実際に、永野修身海軍軍令部総長が昭和天皇に対して、
『すなわち戦わざれば亡国必至、戦うもまた亡国を免れぬとすれば、戦わずして亡国にゆだねるは身も心も民族永遠の亡国』
と発言されている記録が残っており、戦争をしても勝てる見込みがないことは明白だったと思います。
ただ、戦争をせずに軍門に下った場合、当時の日本以外のアジア諸国が植民地政策でどのような状況だったかを考えると、「あの時戦争をしなければ良かった」と言えるのだろうか、という点について、私自身、答えを持ち合わせていません。
そういう意味で簡単な問題ではないんだろうと思ってます。