何を聞いても柳井正の答えがブレない理由
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注目のコメント
楠木氏の解説と、尊敬する経営者のおひとり・柳井氏の話題だったのでパッと飛びつきました。実際には書籍の宣伝でしたけど(笑)。楠木氏は、「カツ丼がダメなら天丼」という判断事例で、経営者としての心得を説いています。本当にその通りで、私もビジネスにおいて色々な実験を試みています。芳しくない結果であってもGOサインを継続したり、数字上一定の成果が上がったのに、一度休止して改善を指示したこともありました。その判断の仕方が、経営者の優劣を分けるのだと痛感します。
同氏が強調するのは、「なぜ」という問いを立てているかというくだりです。確かに、それを続けながら、新しい試みをやっていると徐々にストーリーが出来上がってきます。そしてそれらを顧客やパートナー候補に語って、新商品の販売や新事業へのお誘いをすると、成功率が格段に上がりました。あらためて、同氏の書籍も読み返しましたが、自分の試みに、面白さが欠けているとしたら、なぜの追及が甘いからです。逆に、面白いと思わせる戦略は、たいてい当たる。私もそれを実感しています。「なぜ」の深堀りがそのヒントですね。