【楠木建対談】グーグルやフェイスブックは経営の参考にならない
NewsPicks編集部
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注目のコメント
唐鎌大輔さんのコメントにかぶせて言うと、しばしば「なぜ日本からグーグル、フェイスブック、アマゾンが出てこないのか」というような話が出てくるのですが、ヨーロッパの経営者や経済人の会議に出ていると「なぜヨーロッパからグーグル、フェイスブック、アマゾンが出てこないのか」というような話をしているわけで、こういう超弩級の新興(とはいってももうだいぶ経つが)成功企業は世界に片手ぐらいしかないわけです。それぞれに非常に優れた企業であり経営なのですが、一発当てた後の前提条件(特に利用可能な資源の量)が違いすぎる。インターネットを事業領域とする相対的に新しい企業群の中には、超弩級成功企業以外にも「優れた経営をしている普通の会社」がたくさんあるわけです(その何倍も「普通に劣悪な経営をしている会社」がある)。その意味で早川さんは優れた経営者だと僕は思っておりまして、今回ご登場いただいた次第です。
よくある「何故日本にグーグルやアップルがないのか」みたいな議論を見ると、「いや、米国にだってそんなにないよ」という印象を抱いてしまいますが、方向性的には同じようなお話かと思いました。個人的には今の日本の雇用制度を維持したまま、そういった革新的なビジネスの創出を狙うには「足場」が悪過ぎるように思います。
おお!早川さんが楠木先生と対談!
ユナイテッドとの関わりはインタースパイアやモーションビート、エルゴブレインズ、母体となる様々な会社でありました。合併、吸収で大きくなって来たので、奇跡のような経営に見えます。
Googleやfacebookの経営が参考にならないのは極めて同感です。