これからの電気自動車は「ブレーキペダル不要」に──アクセルだけでの運転にドライヴァーは適応できるか
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制動を甘く見てはいけません。モーターはその特性上、入力した分だけ回転するため、入力がなくなれば加速もしません。しかもエンジンに比べて回生エネルギーを取り出しやすい。
とは言え、入力ペダルであるアクセルのオンオフだけで、すべての混合交通に対処できるわけではもちろんありませんね。まぁ、それでもブレーキがペダルであり続ける必要があるのかの議論は起きる可能性があります。電車のように加速と減速をワンハンドルで行うなんてことは、オンザレールと異なり、ステアリングの必要なクルマでは簡単には起きないと思いますが。
先日のトヨタ マツダ資本提携の席で、豊田章男社長は、「モーター車では運転の味が出しにくい」趣旨の発言をされていました。モーター車で乗り味をいかに出していくのか、自動車メーカーが電気自動車が多くを占める社会になった時に主役でいられるかどうかのひとつのポイントには違いないですね。この技術そのものはともかく、クルマの運転方法を変えるべきではありません。誤操作の元です。
いくらブレーキペダルがあっても、普段の減速シーケンスがアクセルペダルだけで操作してた人間は、パニック時にブレーキペダルを操作できなくなります。
通常の運転でも、コーナリング時などアクセルペダルを離して慣性力で速度を維持したいシチュエーションはたくさんあります。
それらを考慮しないとは、果たして開発者は運転した事あるのだろうか。童貞が作ったAV的な怖さを感じます。
ただ、これは自動運転への布石と考えてます。
自動運転のモジュールを実装する上で、加減速がアクセルという1つの信号出力だけで管理できるのは非常に楽です。
マンマシンインターフェースを度外視して、自動運転に最適化。その技術をあたかも、こっちの方が運転が楽で安全、なんて言うのであれば、日産の企業姿勢に疑問を感じます。