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官僚やメディアはなぜ「国民」を見誤るのか

NewsPicks編集部
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  • 慶應義塾大学 教授

    私や三浦さんがこのような内容の発言をすると、興味深いのは、二つの種類の反応があることです。一方では、従来の固定的で、非建設的ないわゆる「ポジション・トーク」のような議論の応酬にあるていど辟易して、より内容のある政策論争をするべきだという共感をお示しになるご意見があるのに対して、他方ではそのような「ポジション・トーク」をむしろ当然のことと考えて、それを壊されることをいやがるご意見もあります。

    後者についていうと、私や三浦さんのように、安倍政権を口汚く罵らない学者は、「御用学者」なのであって、そうでない「まともな学者」であればみなでより口汚く安倍政権を罵り合わないといけないのでしょう。つまりは、世界は「親安倍」と「反安倍」の壮大なイデオロギー対立となっていて、「反安倍」のカラーを示さずに、政策ごとにひとつひとつていねいに論争をしたいというような姿勢がいやなのだろうと思います。

    ですので、政治の世界をイデオロギー対立としてしか見えない。モーゲンソーは政治の世界を「権力闘争」としてみて、ウェーバーはそれを「暴力の独占」として見ました。政治学の世界では、政治の本質をどのようにとらえるかは、さまざまですが、権力への理解抜きの政治学はあり得ません。また、高坂正堯先生は、政治において、「力の体系」、「利益の体系」、「価値の体系」を総合的に見る必要を指摘しました。

    ですので、安倍政権を見る場合にも、安倍政権との関係や距離を、「イデオロギー」、すなわち「価値の体系」のみで見る方もおられますが、他方では経団連など、むしろ「利益の体系」つまりはどのような関係を構築するか、自己利益をもとに考える方もおられると思います。また、安倍政権における、現在の安倍総理と麻生副総理の関係を、安倍首相の経産省への近さから、経産省と財務省のあいだの権力闘争として見ることも可能です。

    そのような多様で総合的な見方こそが、政治をより深く見る本質であって、「リベラル」対「保守」や「反安倍」対「親安倍」だけでみると、政治における重要な争点の多くを見落とす結果となるのではないでしょうか。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    すげえまともな議論やん。朝日新聞やら読売新聞では絶対読めないな笑


  • 一般社団法人RCF 代表理事

    日本の左派はリベラルではない、との話が出ています。
    私も、原発を反対したい余りに、福島が危険であると過度に強調する左派が震災後に少なくなかったことに、大きく衝撃を受けた一人です。
    個人の自由を尊重するのがリベラルだったはずでした。その後も、リベラルは分裂し続けているように見えます。


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