東芝決算に限定付き適正意見 上場廃止はひとまず回避
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注目のコメント
結局、損失の発生時期の問題に落ち着き、過去の財務諸表は誤っているが、その過去の処理誤りの影響は今の東芝の財務諸表ではすべて剰余金として織り込まれている、という素晴らしいストーリーで決着が付いた、というわけですね。
また『内部統制は不適正とした』とか書いてるなぁ。。。
別記事でコメント書いてますが、前提として東芝が内部統制報告書で内部統制に不備はなく有効と開示する予定で、それに対して監査法人が不備はあるとした場合ね。
https://newspicks.com/news/2420835/
日本はUS-SOXのようなダイレクトレポーティングじゃないので、監査法人が直接内部統制について意見表明しないってことを理解して欲しいなぁ。東芝ほどの大企業になると、不適正出せないという悪しき前例ができてしまいましたね。これで、「不適正出せるなら出してみろ」という監査法人殺し文句がますます現実味を帯びました。
資本市場の番人たる監査法人制度は、本当にこれでいいのでしょうか?