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ガソリン・ディーゼル車全廃が欧州で急に宣言された真の事情

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注目のコメント

  • 製造業 チーフエンジニア

    ちょっと違うと思う。
    欧州で普及するトランスミッションを考えてみる。欧州を走る車のほとんどは日本で今やあまり見かけないマニュアル(MT)車。なぜ欧州の人々はMT車を「買わされて」いるのだろうか。そしてMTの先はなぜベルト/チェーン式の無段変速機(CVT)でなく、MTと同じ歯車機構のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)なのだろうか。
    これもEVシフトも産業保護政策だと思う。欧州は自動車用パワートレーンの低燃費化にクリーンディーゼルを選び差別化を図ろうとしたが、脆くも崩れ去った。内燃機関を利用したパワートレーンの実質的な性能はトヨタハイブリッドシステムの足元にも及ばなかった。このままでは自動車メーカーにとって燃費規制をクリアするためにトヨタなどからパワートレーンを調達するというのが現実的な選択肢となる。それでは膨大な部品サプライヤー群を擁する自動車産業が屋台骨から崩れ落ち、失業者が溢れかえる。それを回避するためには戦いのルールを変えなければならない。EVシフトはトヨタを弾き出して自動車産業を保護するための戦略。2030年や2040年という期限は部品サプライヤー群のリソースを電動化車両用部品に仕向けるための移行期間。
    徹底した自己都合主義は変わらない。


  • 上海駐在 中国事業

    十中八九、政治的フライングだと感じていますが、どうでしょうか。唐突感を覚える電動化の掛け声が欧州を揺るがしています。もうあと5年もすれば、販売車両のすべてが電動車またはハイブリッドであることを想定している国もあったりして、この勢いだと確かに20年後にはガソリン車の全廃シナリオも見えてくるというもの。一台の車を日本では12年、海外では20年くらいかけて乗り潰すのですから、達成不可能ではない数字です。もし、これに中国の本気度が加われば、量産効果も出てくるでしょう。かねてから言われていたインフラ問題も実は、ガソリンスタンドと異なり、充電設備は自販機感覚で各所に普及させられます。

    日本企業にとって有利かどうかは未知数ですが、何しろ、自動車産業やカー用品が他と一線を画していた一番大きな理由が、石油を大量に扱う仕組みを中核に据えている構造でした。これが「家電化」し、しかも自動車そのものが私たちの最も身近な発電・蓄電装置に変わることで、産業構造から、製品規格、ライフスタイルまで、大きな変化をもたらすことは間違いありません。個人的な期待は大きいですが、何しろ、「実行力の乏しい」欧州の政治リーダーの発言ですから、とりあえずはお手並み拝見でしょうか。


  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    田村 和志さんのおっしゃる、戦いのルール変更の面はあるでしょうねぇ ただそれも欧州だけでは影響が限られますが(かえって不利に)、自国産業を育成しようとする中国・インドの思惑とタイミングが合致した、というところでしょうか どっちがどっちに乗っかったのかはわかりませんが、大きな波というのはそういうものかと サーフィンする方は波目のさらに先を見て滑る必要がありますねぇ 

    時にはルール変える側にもなれると良いのですが 政治家の方々の力量が試されますねぇ


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