• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

円という「厄介な通貨」への誤解

NewsPicks編集部
228
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    良記事だと思います。為替市場のど真ん中で仕事をしていて、1年に何度も照会を受ける論点が「何故、円のような通貨が安全通貨なのか」という質問であり、その手の質問をする多くの人々は「為替≒ドル円」としか見ていません。いや、一部の有識者ですら為替をドル円として語るので大局観を欠いた見解を口にしがちのように感じます。小幡先生も記事中で示唆されていることではありますが為替といえばドルであり、現状の大局観を掴むのに最も大事なことは「ドルの実効相場」が最適です。足許で起きているドル安も過去3年の実効相場の揺り戻しです。
     「何故、円のような通貨が安全通貨なのか」という冒頭の疑問については今更語る必要もないかもしれませんが、暦年で経常黒字やその結果としてもたらされた世界最大の対外純資産、豊富な国内金融資産(がもたらす日本国債の内国債化)にほかなりません。この事実がある限り、「円安は投機、円高は実需」という基本的事実関係は変わらないかと思います。
     裏を返せば、一般的に想像されるように、「悪いことが起きたら円安」といういわゆる「普通の通貨」に成り下がるには、通年での経常収支の赤字化が必要でしょうし、それが複数年続く必要があると思います。しかし、見通せる将来においてそのような展開は予想されません。自分自身、「為替相場を円に限定せず複眼的に見るべき」と講演会などで申し上げておりますゆえ、この記事に共感できる部分は多いです。


  • アメリカ西海岸 | ファイナンス | テック

    おっしゃる通り、そろそろ「円安で輸出企業が好調で日本株が上がる」という風潮は止めて欲しいです。

    確かに、海外事業が占める比率が高いメーカーや総合商社などは、1円の円安ドル高で数億円の利益が生まれるので、影響がデカそうに見えますが、財務諸表上の見せ掛けの数字でしかないですからね。

    -------------
    この円という厄介な通貨への誤解が、輸出偏重、今年の円建て利益の偏重、長期的な投資戦略の失敗、という実体経済での致命的な失敗をもたらしてきた。


  • badge
    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    日銀がイールドカーブコントロールという他力本願の政策をしてますから、今のドル円レートは、よりドルの要因によって翻弄されやすくなってますね。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか