【告白】僕が伊勢丹バイヤーを辞めて、「ロンハーマン」を始めた理由
コメント
注目のコメント
ロンハーマンの日本展開をしているサザビーリーグ三根さんのインタビュー。伊勢丹の伝説「藤巻バイヤー」のアシスタントを経て自身もカリスマバイヤーになるも、35歳で会社を飛び出した時のエピソードが面白いし、勉強になりました。
企画を次々と成功させる中で社内政治に翻弄され始め、ここで35歳にして当時の伊勢丹・武藤社長に「役員にしてくれ」と直談判されたそうです!!すごい!!ただ返事は「50歳になるまで待て。」と…経営者としては、自分から「役員になりたい」と言ってくれる若手がいることがどれほど嬉しいか、その想いを受けてやれないことがどれほど歯がゆいか、辞めていってしまうのがどれほど悲しいか…当時の武藤社長の気持ちを想像して、勝手に共感してしまいました。今だったらベンチャー子会社作ってそこの社長やらせるとか、色々と他に活かす手があったんでしょうか。経営者にとって、永遠の問いですね。
あと、「スーツはオシャレな人は着ない」って話は共感する部分もあるし、「スーツが好きなオシャレな人もいる!」とも思いました。私も三菱商事の繊維本部時代に「ネクタイしろ」と上司から怒られたことありましたね(笑)私のお客様はカジュアル寄りだったので「お客様はTシャツデニムなのに、こんなかっちりしてたら話しづらいよなぁ」と感じたのを思い出しました。一方で隣のブランドライセンスチームの先輩がバシッとスーツ着こなして商談に行くのは素直にかっこいいと思いましたし、やはりそれぞれの嗜好もあると思います!!
*昔の話思い出したので一部修正しました!かつて伊勢丹のトップバイヤーとして活躍しながら、当時はルールだったスーツを一切着ないで出社を続けて、35歳で飛び出した三根さんのインタビューです。とにかく話がとても面白くて、インタビュー中に何度も笑ってしまいました。
「アメリカで洋服を買い付ける時には、スーツ姿の優等生では服が売ってもらえない」というのは、三根さん流のおもしろトークですが、実際にファッションセンスひとつで様々な相手と渡り合ってきたという言葉から、独立精神の強い人だったのだろうなという強い印象を受けました。
そしてロンハーマンのような人が集まる店をどう作っているのか、そのエッセンスを垣間見たようなインタビューでした。ロンハーマン三根さん、トランジット中村さん、藤巻さんのかばん持ち出身の経営者はみなやってるブランド、コンテンツの1番のファンであり自分が一番おもしろがっている、それにみんなが楽しく巻き込まれて行く。楠木先生のいう優れた経営者の要件をピタリと満たしている。
綺麗にいうと情熱だけどちと違う。語弊を恐れずに言うなら〇〇馬鹿。これに勝てるものはない。
三根さんが講演会の冒頭で『みなさん、親孝行しよう』と語ってらしたことが忘れられません。