きょう内閣改造 総務相に野田氏 外相に河野氏など内定
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【追記 ピックした記事はもともと「内閣改造 外相に河野太郎氏 内定」で、同時期の他のメディアに比べて詳しかったのでこれを選んだのだが、同じURLがどんどん差し替えられていつの間にか「自民党役員人事 正式に決定」になって、大臣人事の話は一言もなく党内人事の話になっている。BBCなども同じ記事がアップデートされていくことはあるが、全く違う記事になることはない。これでは記事の同一性が保たれないのであてにならない。NHKはウェブ掲載の記事をすぐに消してしまうし（記事テキストは新聞と違って紙媒体やデータベース事業とも被らないのにもかかわらず）、とにかくやることなすこと間が抜けている。究極のお役所仕事】
おお、この人が外務大臣になる時代が来たのか・・・世の中、けっこう大きく変わるものだ。
ちなみに河野議員と言えば最近は研究者の間で局地的に人気が急上昇していた。「罫線問題」（＝ものすごく高度な職人芸で意味のない罫線を申請書に入れることを義務付け、無駄な能力を身につけさせてきた長年の事務慣行）を、役所に問い合わせて一瞬で止めさせたのを始め、研究者の時間と労力を空費させてきた数々の文科行政の謎ルール、例えば「ネ申エクセル」問題などを、短期間で情報を集約して次々に改善を約束させてきた。そのため「文部科学大臣になってくれたら・・・」と思っている研究者も多いと思うが、河野議員は英語が非常に堪能で、衆議院外務委員長も歴任し、議員外交にも熱心で、中東を含めた各国の政治家に知己も多いと聞く。
あと、前から一貫して「脱原発」。これは生粋の自民党議員としては異端ですね。
そういう人が自民党政権で外相になる時代が来るとは・・・
ただ、行政改革の「ムダ撲滅」をライフワークのようにやって来て、外務省の予算、特にODAを、もうこれ以上絞れないというほどに絞ったりしたので（関係者が「河野議員は霜降り肉の『霜』の部分を取り尽くして、『肉』の部分まで切り込んでくる」なんて愚痴っているのを昔聞いたことがある）、戦々恐々としている外交・国際開発援助関係者も多いのではないかと推測する。
個人的には今回の改造の目玉はこれですね。河野さん、とても合理的な方で物事の本質にズバッと入っていくセンスをお持ちです。又英語が堪能なことに加え、話術のセンスもグローバル感覚でいらっしゃるので、外務大臣の適性バッチリですね。これでやっと通訳無用の外務大臣が誕生します。国際的には、かなり出遅れましたが。
これは凄く良い！新たに河野外務大臣、林芳正文部科学大臣、小野寺防衛大臣、斎藤健農水大臣が加わり、世耕経産大臣が継続したことにより、とても強固な政権体制になったと思います。
そして西村康稔官房副長官には、大いに期待します。元経産省ですから、官僚との関係ば抜群に良いと思います。
茨城出身の梶山弘志地方創生相も入り、盤石の態勢だと思います。
世耕さん、河野さん、林さん、小野寺さん、西村さん、斎藤健さん、梶山さんは、みなほぼ僕と同い年です。いよいよ僕ら世代がど真ん中になり始めています。
支持率再上昇は間違いないですね。
僕も徹底的に応援します。
