リクルートが貸金業参入、まずは「じゃらん」関連の宿泊施設に
コメント
注目のコメント
リクルートの握っている情報はもとは広告情報であり、広告経由のコンバージョン情報であったり、それ自体が売り上げに繋がっているのですが、それを活用するというステップは非常に情報の利用方法として上手ですね。
じゃらんの課金情報で「ある程度」その施設の状況が推察できる、というモデルですか。
じゃらんに限らず、かなりのライフイベント分野で情報を持っているリクルートがこのような形で活用の幅を広げてくると、新規事業の可能性がどんどん生まれてくる。
いわゆる広告ビジネスモデルのリクルートからだんだんイメージも変化してくるかもしれません(いい意味で)。これは非常に面白い取り組み。短期運転資金のレンディング市場はこういうプレイヤー側の方がデータ活用が出来て強みがある。
今までの予約状況などを活用すればリスク含めて自動的に与信をとることもできるし、もっと言えば宿泊施設が持つ宿泊在庫を独占的にじゃらんに入れればより優遇した融資が受けられるなどの設計も可能でしょう。付き合いのある事業者に対する金融サービスの提供ということで、強みを活かした一手で、うまくすると大きな収益源に育ちそう
パッと聞くと普通の金融業で、なにが「テック」なのかと思ったらオンラインで完結することが「テック」とのこと。
古くからモノのやり取りをサポートする商社は、事業の資金繰り状況も判るので金融機能を提供してきたが、ある意味「情報」のやり取りしかしていないプレーヤーが金融に出てくるというのは、上手くいくならモノから情報への価値シフトを表す好例だが、一方で本当に与信判断ができるのかは未知数と思う
集客状況、支払い情報、過去の倒産情報などから見ていくのだろうが、資金の流れを抑えているわけではないので、Amazonや楽天が参入するよりはハードルが高い。当面はかなり保守的な与信判断にせざるを得ない気はします